梅の効果は、身体の全体にまるごと良さそうだし。
その自然の効果を得るには、手作りものでないとね。
といいつつ、いつも物産館でどこかのどなたかの手作り梅干しを購入し続けていた。
しかし、今年は自分で初の梅干し作りに挑戦。
やっとそういう機がきたのか、家族年齢にもよるのかな?
子どもように梅シロップも。
炭酸水で割ると、喉にはキリッと目にはシュワッと、後からジュワァ~とくる。
夏、ぴたりと当たる飲み物だと身体は喜び、よく知っている。
梅酒も~!と、大人要望で黒砂糖とホワイトリカーで作ることにした。
これで、家族がおいしく、ぐっすり眠れたら、しあわせよね。
手仕事中、ずうっと遠い記憶が蘇る。
ばあちゃんの家の薄暗いところに黒い液体の入った赤い蓋の瓶を。
それもうっすらと埃をかぶり、だれも見向きもしなくなった沢山の瓶を。
なんでも、大鍋で大量に作る『家族分』はそういう事だったのかなぁと、
今は感謝することでしかない。
6月の梅雨の始まるころ、土砂降りの最中に家で葬儀が行われたことも一気に思い出した。
しょっぱい梅干しと、
甘酸っぱい梅シロップと、
まるやかな梅酒。
初めてなのに、3種類も作ってしまった。
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