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山の音

週末、父と母の家に出かける。
春の田んぼの仕事や、夏に向けての畑の準備と春の収穫。
そして山の収穫。

春たまねぎも、たけのこも、どっさり。
収穫はからだの奥深くからエネルギーが湧いて、
土をおとして、食べるまでに、道のりが長い。

食べるころには、もう、身体はゼロになって風が通るだけでも、おいしい。

山は静かで、頭上で鳴いているあの野鳥の姿は見えない。
春の柔らかい草花の中からも、聴こえてくる。
奏者も歌声のぬしも知らないけれど、山の音は一日をとおして、刻々と変わる。

ありとあらゆる事

口どけ、土どけ。

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