夏の朝、台所に立つ。
覚めたばかりの体に冷えた水を流す。

 

 

今年は長雨の梅雨から急激に灼熱が上昇して、野菜が高騰していて
母は収穫の少ない苦瓜を刻んで、灼熱にさらしている。

自然界の光と風が、もったいないと言わんばかりに。

 

 

自然光と空間の関係。

 

もったいないと言わんばかりに早起きしてこの光のなかに体をゆだねる。
庭の雑木がゆらゆらと風に漂い、
木漏れた光は、部屋を小船のように揺らす。

寝返りもせずに、ぐったりの寝た朝はまだ疲労が頑固に残っている。
停滞している部分をゆっくりとほぐす。


リネンから透けて見える南側の光。
ぎゅっと光をしぼり、外からの視線も気にせず
明るい庭にゆっくり視線を向けることができる。

 

 

北の空。
安定した光は青がきれい。

 

東西南北、それぞれに役どころがあって、

「北向きの土地」は北側の冷気を部屋中に送れる装置として機能させる。

春夏秋冬、くるくる変わる様相に寛容に応えられる住宅と
老いても容易い土地、環境が求められている。

 

 

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