建築士と庭師の手帖~雑木の庭のある暮らし

樹木の施肥

穀雨(4月の雨)までには肥料をあげておきたい。

枯れ葉に包まれていた新芽も日に日に勢いを増して開き始めています。

 

今日はもともとシラス土壌の土に施肥をしました。

 

★材料

①山の雑木を炭にしたもの

微生物のすみかを作ってあげる。

 

②野菜と果物の酵素(手づくり)

飲んでも良く、微生物の発酵を促します。ちなみに醤油に混ぜると絶品だった!!

③バーク堆肥

ニシムタで購入。これについては落ち葉ストックがあれば、それを使用できる。(循環がみえる)

 

 

穴を掘り、炭とバーク堆肥を混ぜて入れる。その後に酵素を薄めて浸透させる。

 

 

 

翌日は4月の長雨と雷予報。

春の雷も好きです。


火入れで命が生まれる

アースオーブンkitayama

ここ姶良市北山の大自然に感謝する有志の集まりです

9月9日は火入れの日、いよいよ大地の窯に命が宿る日です

スギとヒノキの薪は私の実家の山から準備したものです

塩、米、酒で火の神様にお願いしました。「大地の窯に命を宿らせてください」と…

子供達と一緒に点火!!!無事に煙突から煙が!!!窯が息をしてくれました~!

さぁ~こちらも準備開始ということで、ビザ生地つくりです

窯内部は火から炎へ、きれいな色です

土で作っているので隙間から煙がでてきます。

ここはまた同じ土で少しずつ埋めながら補修していきます

ビザ生地も調度よい柔らかさのようです

やはり窯で焼いたピザは、風味が格別です!子供達も大喜びです!!

取りあえず大成功でした残りの施工は…

①窯に屋根をかける

②ブロック積を石積で化粧する

次回、ワークショップまでには完成させたいです

 

 

 

漆喰化粧の開始

アースオーブンは漆喰塗りの工程です

十分乾燥できていたので、補強していたシュロ縄を外してみました(ここは乾燥の状態をみて判断したほうがイイかもしれません)

まずは、漆喰を作ります(少量なので漆喰はホームセンターで購入しました)

土の表面を漆喰で化粧しています

土台型枠を外して見えてきた、耐火レンガ・耐火モルタル・パレットの三断層も漆喰で化粧します。そしてそこには、海辺で拾ってきた様々な貝殻やビーチグラスなどを散りばめることに…

急遽、ドイツからの訪問していた友人も参加!!ありがとうございます

今日はチビもお手伝いです。

白いドームは、繰り返し火を入れることによって、乾燥(水分)の状態や、泥の隙間や、空気の流れ具合によって、徐々に焼き模様が入り、自然のアーティストになる予定です

このまま更に乾燥します。いよいよ次回は火入れです!!

 

 

窯入口のアーチ確認

アースオーブンは乾燥を始めて、約3週間が経過しました

土で作っているので、可愛い芽が生えていました

いいね!!

この日は、いよいよ窯口を外す事にしました。慎重に型枠を解体しています

バッチリです!!そしてアーチが美しいです

廃炉となったレンガを使用しているおかげで、いい表情のコントラストになりました

目地に使った泥もいい感じで固まりました

そして、排煙用のダンパーも手作りです

取手は庭手入れで挟んだコナラの枝を再利用しています。円盤はグラインダー用の使用済みです

裏側はこんな感じです

 

 

 

泥粘土つくり開始

泥粘土の開始と思いきや、突然の雨ふりで一時休止

お昼はみんなで持ち寄った食材でカレーランチ!

今日初めて会う人達でいたが、皆さん自然が大好きな素晴らしい方々でした

このような場所を提供してくださった比地岡先生に改めて感謝したいと思います

雨も止んで、泥、砂、ワラで泥粘土づくり開始、真剣に遊んでいます

子供も一緒に泥遊び

泥団子を重ねて積んて行きます

まるで大仏様の頭のようにです

泥で雪だるまを作っている様子です

子供たちが…土に触れる機会が少なくなっているのなら、泥に触れることはまずないと思います

五感を使い、物をイメージして、造形する=創造と工夫が生まれます

鏝で形を整えて仕上げたあと、ワラとシュロ縄で固定しました

今から3~4週間、自然乾燥させていよいよ火入れです

楽しみ半分、不安半分ですが8月中旬が待ち遠しいです

植栽仕上げ

雑木の庭づくりでは

風通しをよくし、手入れのし易さを考慮して、低木はほとんど植樹しません

下草や地被類はお客様の趣味に合わせて植樹します

土表面のひび割れは、適当な水分を地中に与え、地表を伝って流れ出します

また、しっかりと表面を締め固めることにより、自然のコケが生え易い環境をつくります

自然に発生したコケは、手間をかけることなく美しい状態が維持されます

人工的に植えたコケは、いつまでも維持管理が必要になります

自然サイクルに合った住環境が、いかに素晴らしいことかが分かります

そして…

今回の植栽仕上げの反省は、エアコン室外機場所の確認を怠ったこと…

室外機を設置したら、ファンの風により、樹木が傷んでしまうので掘り取りました

はめ殺し窓越しに、柔らかいマユミの枝先が躍るように植栽したのですが…

傷んでしまうことを前提に、植栽できません

地表の水勾配を考えて、しっかりと締め固めて仕上げます

植栽や外構工事に限らず、無駄な作業が発生しない為にも

建築・設備・造園の意志疎通が大切なのです

 

 

 

 

 

真砂土舗装

雑木の庭づくり…

今回、アプローチと駐車場は

真砂土舗装で仕上げています

なんでもそうですが…

下地づくりはとても重要な工程です

素地の状態です

砕石を敷き並べて、しっかり転圧します

十分転圧できたら、いよいよ仕上げです

真砂土は地元日置市のものです

駐車場は真砂土と消石灰(少なめ)を撹拌し

塩化カルシウム入りの水を、浸透させながら

さらに転圧します

消石灰を少なめにするのは、固まり過ぎによる

ひび割れを抑制するためです

  

 セメントは一切使用しない、環境に優しい舗装です

  

アプローチは消石灰をやや多めに…と配合を変えます

 ここからは、しっかりと手間をかけます

地鏝でしっかりと叩いて締固め、この工程を繰り返します

手間をかけたぶん、心のこもった仕事ができます

 

土間

型枠を外して、枕木についたノロも洗い出します

角度を変えて・・・

施主の要望で、埋め込んだ貝殻が引き立ちます

土間

水をたっぷりと含ませて、余分なノロをスポンジで吸い取ります

この作業を繰り返し、繰り返し行います

洗出しという名の意味はここにあります

通常は、3分~5部程度の桜砂利を入れて、表面に砂利を表すのですが・・・

それでは、庭園の園路となってしまいます

この現場では、自然な雰囲気をだすために、あえて桜砂利は入れていません

土間

いよいよ洗出しの仕上げ材を塗っていきます
 ・真砂土(3バケツ)
 ・セメント(1バケツ)
 ・富士砂(1バケツ)
 ・目土(1.5バケツ)
 ・水(適宜)
木コテ、中塗りコテ、仕上げコテを使い分け、滑らかに、不陸を調整しながら仕上げていきます