建築士と庭師の手帖~雑木の庭のある暮らし

森はあなたが愛する人を守る

宮脇 昭先生の著書のタイトルです

宮脇先生は世界(そして世界中で…)で一番多く、木を植えられている方です

麦わら帽子がトレードマークの素晴らしい先生です

今回、霧島市の企画する植樹祭に参加しました。植樹リーダーとして初参加です

各班ごとに、タブノキ、アカシデ、ヒサカキなど、様々な樹木の実生が用意されています

ショベル×2ピッチの間隔で密植していきます。後は自然の力に任せて成長させる「宮脇方式」です

子供たちに土に穴を掘り、植物を植えさせる喜びを伝える絶好の場所です

総勢、400~500名の参加です !!

こんなに人が集まるなんて…感激しました

この区画がいずれ林になり、森になっていくのですね。

今年も残りわずかとなりました

お客様のお陰様でたくさんの樹木をお庭に植樹することができました

心から感謝いたします

また、多数の問い合わせや植樹の依頼などいただきましたが、私の対応が行き届かずご迷惑をおかけしましたことを心から陳謝いたします

来年も何卒、よろしくお願い申し上げます

 

 

 

雑木の積み木づくり

4/22 アースデイの野外イベントに参加したときの写真です

子供たちがいっぱい集まってきてくれて、雑木の積み木づくりに参加してくれました。

このような剪定した枝を使って、積み木を作っていきます

いろんな形の積み木ができて…どの形を…どのように積んだらよいのか?大きい積み木が下にしようか?子供たちはとても発想豊かです

紙やすりで、少しづつ削っては指先で確認して、また削っていきます…この工程が意外と夢中になるのです

積み木に家の模型をのせて、ツリーハウスを作った子もいました

大人には思い浮かぶ子もできない…これがアイデアです!!

木に関わる仕事をさせていただくことは、本当に幸せなことだと思いました

アースデイ青空教室

今年初めてアースデイの一部(青空教室)に参加させていただくことになりました

素晴らしいことです

4月22日の開催内容は以下のとおりです

天気が良ければよいのですが……

開始時刻

2012. 4/22(日)
1時間目 12:00~12:30
2時間目 13:00~13:30
3時間目 14:00~15:00
事前予約、料金の支払い、等はございません。当日会場内にてそれぞれの講座に直接お越し下さい。

※ それぞれの時間に、本部テント前に集合してください。

12:00〜12:30

『あなたのための発電講座』 講師: 旅人 テンダー

100円ショップの商品で行う自転車発電や、
安い部品で作る、発電ノウハウ。
エネルギーシフトしましょう!

『木質ペレット燃料調理講座』 講師: 「地球愛好家」 佐藤政宗

資源のない国日本…ってホント?
エネルギーは電気だけじゃない。
日本の国土の3分の2を占める森林をうまく利用して、エネルギーにしてみよう。
木質バイオマスと呼ばれる木のエネルギーを通して、木のスゴさをを余すことなく教えます。

『循環型社会の創造』 講師: 「竹あかり演出家」 池田ちかお

九州では大きな問題になっている竹害。
そんな問題もやり方一つで、楽しく素敵に社会に役立つ仕組みになる。
熊本で2夜にして15万人を優しい気持ちにさせる『水あかり』。
その総合演出家、池田ちかおが語る、竹を通した循環型社会の創造。

『有機農業のありのままを語る』 講師:「わけぇもんの会」 園山宗光

有機農業って聞いたらなんとなく良いってイメージがあるけど、
実際のところどうなんだ?という疑問にお答えします。
これから農業したいと思っている人に聞いてほしい、有機農家の本音トーク。

『包丁の砥ぎ方講座』 講師: NPO法人アースハーバー代表、天然塩・釜元黒潮農場事業主 高橋素晴

13:00〜13:30

『ミツバチのはなし』 講師: 蜂蜜専門店「薬密本舗」スタッフ  樺山綾子

ミツバチってすごいんです!
ミツバチの隠れたチカラ、驚きの生体、ミツバチがヒトにもたらす恵み!
ミツを集めるのはメスのハチだけって知ってました??その他びっくりするお話をたーくさんご用意します!

『青空書道講座』 講師:書道家&ロックミュージシャン 中村哲郎

書の基本をお伝えいたします。

『どうして空は青いのか?』 講師: 山下友寛

皆さん誰しも一度は疑問に思ったことがあるもしれない。
なぜ晴れた昼間の空は青く、朝・夕焼け時の空は赤くなるのか。
これにはれっきとした理由がある。
また、2012年5月21日、日本で観測できる金環日食についても触れてみる。

『からだが喜ぶ簡単・健康料理』 講師: め組JAPAN鹿児島チーム代表 橋之口みゆき

自然の恵みに感謝して、砂糖や科学調味料を使わずに作る。
野菜のうまみを引き出す簡単料理のオススメ。
食のこと、体のことを青空の下で学びませんか?
一緒に「うまい!」を体験しよう。

『雑木で積み木つくり』 講師: 雑木の庭と家 シーズマザー 加治木文秋

姶良に「雑木林と8つの家」雑木の庭がつながってひとつの森になる、
まちなか森暮らしをサポートする庭師さん。
雑木の話を交えながら自然な質感を楽しむ積み木作ってみよう。

『黒曜石と水晶』 講師: 将来の趣味は水晶掘り 渡瀬健介

14:00〜15:00

『鶏の解体』 講師: NPO法人アースハーバー代表、天然塩・釜元黒潮農場事業主 高橋素晴

 

生きる

ボランティア最終日

派遣されたお宅の、倉庫内と庭のヘドロ撤去も無事終了しました

家主(Yさん)と一緒に作業して、いろいろな話を頂きました

災害時の様子や、倉庫内道具の思い出、地域復興の取り組み方、そして今後の生き方…

作業が終わった後の、“腰は大丈夫ですか?本当にありがとう”と云う言葉と笑顔は、今でも忘れられません

正直、目の当たりにした被災地は想像を超えており、言葉もでませんでした

しかし、復興に向け前向きに取り組んでいるYさんや、ボランティアの皆さんに、私自身も勇気を頂きました

地元鹿児島も、台風や火山など、天災が多い県です

帰郷後しても、今回の経験を活かして、積極的にボランティアに取り組んでいきます

津波で枯れたはずのヤマモミジですが、新芽を吹き返しています

自然の力、生きる力を感じた瞬間でした


そして…

高田造園設計事務所の庭師メンバーで

ボランティアに参加できた…

この縁を大切にしたいです。

 

応援メッセージ

ここ、ボランティアセンターには、全国からの応援メッセージが届いています

社会人団体、大学生、高校生から小学生まで・・・

幅広い年齢層の方々から、温かいメッセージが刻まれていました

言葉の力って凄いな・・・そう思わずにはいられないです

よく、頑張ってという言葉、耳にしますよね

でも、言われた本人はその人なりに頑張っている訳で・・・頑張っている人に、頑張って・・・って、ちょっと酷な言葉ですよね

 

泊まる処

石巻専修大学の校庭の一部を、ボランティアセンターに提供しているようです

私達もそこで宿泊することになりました

もちろん、テントと自炊が基本です

週数回、ボランティア団体による炊き出しが振舞われます

写真は早朝の野菜ジュース

もちろん、野菜は宮城県産、ちょっと野菜の苦味があり、トロッとした口当たりでした

バナナの味でバランスよく調和されており、野菜ジュースとは思えないほど美味しかったです

お風呂事情

日中の作業で、汗だくだくで、埃まみれだったので・・・

仮設住宅地の一角にある、仮設お風呂へ行ってきました

男風呂のたたずまいはこんな感じです。もちろん無料

簡易な黒いビニールハウスのようなもので、中は土足厳禁板間になっています

入口側が待合ロビーになっていて、奥に進むとお風呂になっていました

そして、一時間待ちでした

ここは自衛隊の皆さんが、温かい温泉水を毎日運搬して、被災地の皆さんへ提供しているお風呂なので当然です

ボランティアに来て、地元の皆さんの生活の妨げになっては・・

お風呂はまた今度にします

ボランティア

作業の中心は、ヘドロの撤去です

ヘドロは濡れていると水分を含み重くなりますが、乾燥すると小さな塵となり、空中に拡散され、とても厄介なものです

街復興に向け、まずこのヘドロを撤去しなければいません

津波で運ばれてきた、海底のドロは、地上のドロと重なって、何層にも重なって構成されたました

撤去道具は主に角スコップです

重なったヘドロの層をすくうように、削っていきます

すくったヘドロはトン袋(大きなごみ袋)に入れて、ユニック車両で、ゴミ捨て場まで運搬します

ヘドロを撤去した後の状態です

ヘドロの下から、本来の大地の色が見えてきました

被災地で思うこと

庭師の集まり「庭ジャパン」の働きにより、被災地(ボランティア)に行く機会をいただきました

行き先は、宮城県石巻市

そして、被災地の状況は想像以上のものであり、地震・津波被害の爪あとは、今もクッキリと残っていました

被災地の新興住宅地。満潮時には海水が逆流しているようです

地震・津波により傾いた住宅。流されてきたのかもしれません

べた基礎が表れていています

そして、被災近くの小学校・・・

被災した時間には、多くの児童が、このグラウンドや校舎にいたはずです

涙がでて、言葉にならなった・・・

これらの被災状況を目の当たりにした瞬間・・・自然界の力の大きさ、怖さ、私達人間の無力さを感じられずにはいられません・・・

でも、ボランティア先でお世話になったY邸様をはじめ、被災地の方々は、復興に向け、明るく、前向きに一所懸命でした

その一所懸命なところに、被災状況にショックを受け、沈みかけてていた私の気持ちは救われました

「ようし、自分のできる範囲で頑張るんだ」と思いました