建築士と庭師の手帖~雑木の庭のある暮らし

まちの風景としての役割

雑木林と8つの家では現在、2組のご家族が住み、もう2組は建築設計中のご家族です。

今日は皆さんと一緒に、最初にポイントをお伝えしたうえで、実際にご家族で剪定を行っていただきました。

 

ここの8つの家々は雑木の樹木が互いに重なり合い、一帯が雑木林の風景になるのを、住み手で育てながら暮らしております。

 

簡単に、簡潔に申しておりますが、この住人のみなさんで剪定するという日に至るまで、様々な専門家の長年の知恵の結集が今日という大切な一日になったと思っております。

人の長年の知恵と技術と、情熱。

その専門家達の目的、それは人は新たな暮らしの中でも心を満たし、つむいで生きていける才能を持っている。それを確信しつつも現実には為し得ることの難しい構想でした。

 

山、田んぼ、畑、川、海それら自然界と人の暮らしがつながっている、これが生命の理想かもしれません。

でもその自然が減ったとしても、人と人が何かを通して心がつながるその瞬間、人は自らを幸福感で満たすことができるのです。

 

それは人を信頼する力です。

 

 

それを目の当たりにしたのは福島での復興支援プロジェクトに参加したときでした。(庭JAPAN

 

特別な大災害に見舞われた人だけでなく、誰もが抱える問題(子どもでも大人でも、大なり小なりありますよね~)を和らげてくれる力を人は持っているのだなぁと。

 

今日は、そういう人々に寄り添っている樹木の様子が、本当に誇らしく見えました。

 

 

娘さんの一眼レフで捉えたモノは!どんぐりの芽が出たばかり!

 

 

 

 

 

 

 

南側のお部屋にのびる木陰。

そして東西南北どの部屋からも緑がユラユラ。

 

多種多様の樹木の木陰に見守られながら育つどんぐりの芽。

様々な新発見、さすがは春の庭でした。今日はその楽しみをみなさんと共に出来たことが、なによりです。

その後は近隣の住民祭“ご近所ピクニック”の様子です。

 

スケールは大きい方がいい!

 

 

池田さんのちらし寿司、時政さんの焼きドーナツ(いつか食べてみたいと思っていました)、ティムの桜ロール、社長の卵焼き、肉の神田のトンカツ、婦人のサンドイッチとチーズケーキ、無駄にはしてないサンドイッチの残り揚げたてパンの耳、スティック野菜に果物、そして山下さんちから出てくる出てくるワインやビール!!

 

風が強く吹けばゆらゆらと木陰を動かし、笑い声とともにまだ眠っている樹木を呼び醒ましそうなくらい、にぎやかでした。

 

 

みなさま、ありがとうございました。

次回はピザ釜作りでしょうか・・

 

 

 

森はあなたが愛する人を守る

宮脇 昭先生の著書のタイトルです

宮脇先生は世界(そして世界中で…)で一番多く、木を植えられている方です

麦わら帽子がトレードマークの素晴らしい先生です

今回、霧島市の企画する植樹祭に参加しました。植樹リーダーとして初参加です

各班ごとに、タブノキ、アカシデ、ヒサカキなど、様々な樹木の実生が用意されています

ショベル×2ピッチの間隔で密植していきます。後は自然の力に任せて成長させる「宮脇方式」です

子供たちに土に穴を掘り、植物を植えさせる喜びを伝える絶好の場所です

総勢、400~500名の参加です !!

こんなに人が集まるなんて…感激しました

この区画がいずれ林になり、森になっていくのですね。

今年も残りわずかとなりました

お客様のお陰様でたくさんの樹木をお庭に植樹することができました

心から感謝いたします

また、多数の問い合わせや植樹の依頼などいただきましたが、私の対応が行き届かずご迷惑をおかけしましたことを心から陳謝いたします

来年も何卒、よろしくお願い申し上げます

 

 

 

雑木の庭づくり

分譲地内の公園の植栽も終了しました

この後、落ち葉ストックやベンチも追々設置予定とのこと

雑木に囲まれた庭が完成しました

従来までの庭とことなり、樹木をいつも感じながら、生活と一体になった庭づくりが大きな魅力です

今回植樹した分譲地の樹木も、隣地の樹木も、お互いに目隠しとして効用します

街なか森暮らしへ…参加してみませんか?

雑木の庭づくり

植栽時の様子

水鉢を作って水極め準備

バールを使って根鉢の回りを撹拌します

主木の6m近くあるコナラの根鉢です

屋根まで高い…コナラの木です

鹿児島のシラスは黒土と総入れ替えです

 

雑木の庭づくり

第二弾のつづき

コナラ・ヤマモミジ・ソロ・クス・シャクナゲなど…

相当の樹木の数です

コデマリ

いつもの散歩みち

コデマリの花がきれいに咲いていました

バラ科:シモツケ属

小さな花が集まり、手毬のような姿にみえることが名前の由来です

枝が弓のように垂れ下がるのも特徴

雨上がりは特にきれいです

 

雑木に庭に春が訪れました

今年1月に植栽した雑木たちが芽吹き始めました…サスガ南国はやいです、おそらく千葉はまだまだでしょう

建築は鹿児島の建築会社:丸和建設さんのモデルハウスです

木材や仕上げにとてもこだわって施工されている環境にやさしい建築です

外見からは想像もつかない程、庭先はすっきりしています

モデルハウスなので施工当時のままですが、本来住民の方で好きな下草を植えたり、枕木等でアプローチを設置しても良いかも知れません

適当な常緑樹は道路からの目線を防ぎ、芽吹きだした落葉樹は、これから暑くなる夏の日差しを柔らかくしてくれます

駐車場は土舗装ですので、アスファルトやコンクリートのように照り返しがなく、夏の熱を蒸散してくれます

ここはモデルハウスという主旨から施工当時のままですが…

通常は車の重量が転圧になり、住民が庭先を兼ねることによりその踏み圧でさらに占め固まります

雨が降っても表土の粒が流れ出す程度で、さほど気になりません

木塀は幅30mmのスリットを設けていますので、風通しは十分です

夏はより一層緑が出てくるので…今からとっても楽しみです

 

ボケ

春は色んな花が

色とりどりに咲き乱れてカラフルな季節です

これは、ボケの花です

ボケは落葉低木のバラ科です

書物では、実が瓜に似ていて、木になる瓜で「木瓜(もけ)」が訛って「ボケ」に変わったそうです

美しいスカーレットの花びらに触れたくなりますが、枝には刺がたくさんついています

レンギョウ

自宅の敷地に黄色い花が咲き乱れました

春の訪れを知らせてくれる

レンギョウの花です

レンギョウは落葉低木のモクセイ科に属します

細い枝に…

沢山の花びらをつけている様子が分かります

 

雑木の植栽

雑木の庭づくり…

ここ鹿児島県はシラス台地のため

植樹する場合…

一般的に黒土に入れ替えます

樹木たちが発育しやすい環境へのお手伝いです

植樹する位置が決まれば、シラスを掘り出します

根鉢の大きさや深さをチェックして

根床に黒土と活性剤他を入れ撹拌します

樹木の形状や向き、枝振りをチェックして

黒土を埋設します

植樹した黒土部分と、通路のシラス部分のコントラスト

仕上げは水極め(ブログ内で紹介済み)

地鏝を叩きながら、黒土をしっかり締固めます

これにより、自然のコケが生えやすくなり、水たまりに

よる樹木の腐食も未然に防ぐことができます

美しい地形が、雑木をさらに引き立てます